【悪夢を破れ!】 ミッション・レポート
   オープニングフェイズ



 シーン1:エリシア&瑚汀


GM エリシアと瑚汀、登場をお願いします。
瑚汀 #1d10+40
 ダイス 瑚汀:1d10=(6)=6+40=46
GM 瑚汀は、自分に関する過去の記憶を失っています。
GM 覚えているのはレネゲイド能力の使い方とエリザベートの名前だけ。
GM 自分の手がかりを見つけるためにも、まずは、この異常な街から抜け出さなければなりません。
エリシア #1d10+30
 ダイス エリシア:1d10=(7)=7+30=37
GM エリシア、オープニングチャートのA1とA2を決定して下さい。
エリシア #2d10
 ダイス エリシア:2d10=(6+6)=12
GM エリシアは(飢えた時に温かい食事を出してもらう)ものの(相手に裏切られ、捕まりそうになる。)。
GM この街の残酷さを知ります。

此処は街の寂れた食堂の一角。
レジスタンスが集まるという此処に、エリシアは命からがら逃げてきた。

エリシア 「はぁ…はぁ・・・もうここには普通の人はいないの…?」と息を切らしながら走ってくる
先に居たコート姿の男――瑚汀は、その光景を眺めている。
瑚汀 (心の中で)「少女・・・か。ふむ、とりあえず様子を見るとしよう。なにせ、私もここはどこなのかわからんしな。」
エリシア そこでやっと見つけた普通の人と出会って少し落ち着いた。
「お嬢ちゃん、大変だったねぇ・・・ 大したものはないが、このシチューをお飲み」
レジスタンスの男はそう言うと、他の人たちに渡したものと同じ暖かいシチューを手渡す。

エリシア 「ありがとうございます」と息が切れた息が落ち着いてからシチューを飲んでしまった・・・
しかし、そのシチューには睡眠薬が入っていた。

深夜、ヌタリ、ヌタリという奇妙な足音が響く。
「こっちです! 皆、奥で眠ってます!」
そういう男の声に答えるのは、人とは思えない生物の声……
「ヨクヤッタ」
「へっへっへ、良いんですよ…… その代わり、俺の命は保証して下さいよ?」

瑚汀 「ZZZ ZZZ」
エリシア そんなこととは知らずに薬の影響で寝てます
そして、大きな音を立て、扉が開く。
そこに立つのは10を超えるような屍人と、歪んだ笑みを浮かべる男……

GM ……って、起きて良いのよ? 逃げないと、捕まるわよ?(笑)
瑚汀 そうか!起きて良いのか!(何
エリシア ここは屍人に一度掴まれてからのほうが演出的にw
GM ふむ、了解。
エリシア 適当に教官に助けられようw
GM では異臭を漂わせた、爛れた皮膚で屍人たちはエリシアの身体を担ぎ上げた。
瑚汀 「う・・・む・・・? そうか、私もクスリを盛られたのか」 (眼を開けて
GM 瑚汀の目の前には、今まさに屍人に連れて行かれる少女たちの姿が。
瑚汀 「・・・・待て、貴様。その腐れた手で女の子に触るんじゃない!」
エリシア そこで起こされて目が覚める。「え、何?どうしたの…ってキャーッ」」
瑚汀 即座に刀を抜いてその場で一閃! 何も起きなかったように見えた・・・・が、離れた死者の手がポトリと地面に落ちる!
レジスタンス 「そんな! 薬はまだ聞いているはず!」
GM 男が驚いたような声を上げる。
瑚汀 「・・・ふん、残念だったな。私は厳密には人ではないのだ。」 眼でジロリとぬめつけて
GM では腕が落ちた仲間の姿を見て、別の屍人が呟く。
屍人 「ヤクタタズメ……」
レジスタンス 「ま、待ってくれ……! ギャァァアアアアアアアアアッ!」
GM キミたちの目前、君たちを裏切った男の頭が、屍人によって握り潰される。
瑚汀 「・・・あっけないな・・・いや、それよりも。そこな、少女よ!」
エリシア それを見て腰を抜かして座り込んでるよ。驚いて脚が立たないようだ
瑚汀 「・・・さっさと逃げるぞ! 私が殿をつとめる!さっさと行け!」
エリシア 「あ、あなたは本当に大丈夫なの?」RVのせいで薬の効きが薄かったということは本人は知らない。
瑚汀 「・・・・私には、人を・・・守るという義務がある。なにもかも忘れた、私の唯一の守るべき”想い”だ。」
瑚汀 記憶のなかにある、おぼろげな・・・黒コートの誰かを思い浮かべて「・・・・さぁ、立て! 自身の足で道を切り開くのだ!」
エリシア その言葉にゆっくりと立ち上がり、「私たち、これからどうすればいいの・・・」と目の前のコートの男につぶやいた…
瑚汀 「わからんな・・・だが、とりあえず目の前の問題が先だ・・・」 周りの死者達を牽制しつつ
GM 男の呟きが、戦いの中に響いた……


 シーン2:リオ&ヴェイゼル


ヴェイセル #1d10+30
 ダイス ヴェイセル:1d10=(6)=6+30=36
リオ #1d10+34
 ダイス リオ:1d10=(10)=10+34=44
GM リオはB1、ヴェイセルはB2を振って下さい。
リオ #1d10
 ダイス リオ:1d10=(9)=9
ヴェイセル #1d10 B2
 ダイス ヴェイセル:1d10=(1)=1
GM リオとヴェイセルは(抵抗運動のため仲間を集めようとする)が(エリザベートに妨害され、失敗する)。
GM 何としても街から脱出しなければならない。

リオとヴェイゼルは抵抗運動のための仲間を集めようと、他のレジスタンスの隠れ家に向かっていた。
だが、二人がそこで見たものはレジスタンスに所属していたであろう人々の残骸と、一人の女の姿だった。
「あら、新しいお客さん? あなたたちは、どんな悲鳴と絶望で、私を楽しませてくれるのかしら?」
黒いドレスを身にまとったこの街の支配者――エリザベート・ブラーシュは振り返り、悠然と笑みを浮かべた。

ヴェイセル 「ゲッ……最悪じゃねえか…!」
リオ 「クッ…! エリザベート…!!」反射的に銃口を向ける。「父さんの、みんなの仇…!」
GM ふむ…… エリザベートはヴェイセルの姿を見て、一瞬興味深げに目を止めた。
エリザベート 「珍しいこともあるものね…… ”役割”を外れる駒なんて」
ヴェイセル 「おいおい、ヤベエって! こいつとやり合うなんて選択肢はネエだろ! 逃げようぜオイ!」
ヴェイセル もちろん。エリザベートの台詞なんて耳にはいらないね!w
リオ 感情はそれを否定するが、理性と、定まらない銃口がそれを肯定する。「…わかってる…!! …畜生…!!」
ヴェイセル 問題なければ、オラッとばかりにリオの腕を捕まえて、強引に引っ張って逃げ出すよ。
リオ では、引っ張られながら、一発明後日方向に撃っておこう。
GM エリザベートはキミたちに向けて力を解き放とうとするが…… 遠くから響いた銃声が、その動きを押し止める!
トーリア 「二人とも、すぐに逃げて! 集合地点Cで落ち合いましょう!」
GM キミたちに渡された通信機――あまりに古ぼけた無線機から、女性――トーリアの声が響く。
リオ 「…いつか…いつか、殺してやる!! 絶対に!!」
ヴェイセル 「できもしねえことブツくさいってないで足動かせって!」
GM エリザベートは視線だけでリオに語りかける。
”私を楽しませて御覧なさい”……

GM 集合地点C。そこには僅か数人――リーダーであるトーリアを中心とした、レジスタンスたちが集まっていた。
トーリア 「二人とも、無事だったのね…… 良かったわ」
ヴェイセル はひぃ、ぜぇ、げはあ、と荒く息をついて、だらしなくへばってる俺。
リオ 「ハァ…ハァ…。………クッ!!」手近な柱に頭を打ち付けて、上った血を覚ます。
ヴェイセル 「リーダー……こいつと組むのは、ちっときついぜ……エリザベートを見た途端にキレやがった……
ヴェイセル  ぜぇぜぇ……銃抜きヒマあったら逃げろっての……」と、リオに悪態を付く。(小者風ロールプレイ)
リオ 「…ふぅ…。…ごめん。ありがとう、トーリア、ヴェイセル」俯きながら、言う。
ヴェイセル お礼を言われると悪態を付いた手前、格好がつかなくなって、そっぽを向くよ、俺……
エーリカ 「大丈夫かい、ヴェイセル君?」
GM 中性的な少女が、楽しげにヴェイセルの頬をなでる。
ヴェイセル 「一応無事だよ。つーか、見逃してもらった感じだな、ありゃあ」と、エーリカに返す
トーリア 「反省はここまでにしましょう。……あちらのレジスタンスは?」
ヴェイセル 「全滅と思っていいんじゃねえかな?」
ヴェイセル 細かく調べてなんていないけど、あの女が出張って来た以上、無事な奴がいるとも思えない。
リオ 「…次回戦術作戦も、失敗。なにか、状況が変わる一手が無いと…」暗に、全滅だった事を含みながら。
エーリカ 「まったく、嫌になるよね。僕が行ったレジスタンスは、仲間割れの挙句壊滅したようだし」
GM エーリカが肩をすくめて言う。
ヴェイセル 「もしかしたら、俺等みたいに“見逃してもらった”のがちょびっといるかもしれねーけどさ。
ヴェイセル  ……ンなのを捜してるヒマもアテもねーしなあ」
トーリア 「……少しだけ、状況が変わるかもしれないわ」
GM 君たちの言葉を聴き、トーリアがポツリと呟く。
リオ 「…なにか、掴んだの?」
トーリア 「エーリカが見に行った方には、屍人の死体があったらしいの。奴らを殺した”何者か”が居る筈ね? それに――」
GM 彼女は少し悩んだ挙句、言葉を続ける。
トーリア 「最近、また街の外から人が招かれたらしいわ」
リオ 「それが、状況を帰る一手になるの? …うぅん」首を横に振って
ヴェイセル 「ハッ。まーた外からのお客さんかよ。どうせすぐ死ぬんだろうけどな。……とはいえ」
リオ 「それが藁でも、なにかが変わるんなら、掴んでみるわ…」
ヴェイセル よっこらせ、と。息を整えて姿勢を正して
リオ 「トーリア。それが何処にいるか、掴んでる?」
ヴェイセル 「ぶつくさ壁に向かって文句言ってもヒマなだけだしな。動けと命令してもらえりゃ、俺は動くぜ」
トーリア 「ええ。……3時間後、動きましょう」
リオ 「了解したわ」そう答えると、一人で奥に引っ込む。
ヴェイセル 手をヒラヒラふって、了承の意を示す。
GM トーリアの言葉に、キミたちは同意した。


 シーン3:射矢


GM 登場とC1、C2をお願いします。
射矢 #1d10+36
 ダイス 射矢:1d10=(4)=4+36=40
射矢 #1d10 C1
 ダイス 射矢:1d10=(7)=7
射矢 #1d10 C2
 ダイス 射矢:1d10=(8)=8
GM (屍者に襲われている)という状況にある茜と射矢は(シスター・アンジェラに保護してもらう)。
GM 射矢は茜を連れて、街からの脱出を決意する。

ただの家族旅行の筈だった……
妹が懸賞で当てた、海外旅行のペアチケット。
だが、それは……
”屍の女帝”からの招待状だった……


GM 背後から聞こえるヌタリとした、足音。
 「ハアッ、ハァッ、ハァッ、ハアッ……」
GM 隣を走る射矢の妹の息は既に切れている。
射矢 「招待状なんざ、いたずらだろって思ったんだがな…オラァァァ!」 カマイタチを生み出して後続のゾンビどもを吹っ飛ばす
GM 屍人たちは、切り裂かれる。
射矢 「茜!ここは俺が止める、お前だけでも逃げろ!」
 「そんなっ…… 兄さんを、置いて、いけないよ……!」
GM 切り裂かれた屍人たちの後ろからは新たな影が、君たちに向かって来る……
射矢 「んなこと言ってる場合か!・・・ち、新手か?」
GM そんな時、君たちに声がかけられる。
シスター 「こちらへ……!」
GM 振り向くと、家々の隙間に、一人のシスターが立っているのが見えた。
射矢 「…何奴…ってシスター…?」少し悩む表情を見せるが… 「…この状況なら何でも一緒か。虎子でも何でも攫ってやる。…茜!」
 「うんっ……」
射矢 そういっていきなり後ろからアカネを抱えあげるとハマヌーンの猛ダッシュでシスターの招くところへ突っ走る
GM シスターの後に続き、キミたちは一つの家――その地下室に入り込む。
射矢 もぐりこむまえに何発かカマイタチをぶっ放し、飛び込むように中へ
GM シスターは地下室の扉を塞ぐと、一つ息を吐いた。
シスター 「こちらへどうぞ…… 教会まで行けば、彼らも追ってこれません」
射矢 「…あー。英語で良いのか?ドイツ語とか喋れんぞ、おれは。」とかつぶやきつつ
 「ありがとう、ございます……」
シスター 「お気になさらずに…… 私は、シスター・アンジェラと申します」
GM 彼女は射矢がわかる言葉でそう言った。
射矢 「…夢か現実か自信がねーんだが、よかったらここがどこで、どうなっているのか教えてくれないか?
射矢  出来ればエリザベートとかいう狂った野郎のこともな」
シスター 「解りました……」
GM ではシスター・アンジェラは、教会へ向かいながら、君たちにこの街の状況を話した……


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